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読売11/23 19:45 ＵＦＯも観測？米空軍に高性能コンピューター

1.キイワード；スパコン

2.関係者；IBM

3.概要；【シリコンバレー２２日＝京屋哲郎】米ＩＢＭは二十二日、地球の周りを飛行している人工衛星や未確認飛行物体（ＵＦＯ）などを観測したり、分析する高性能のスーパーコンピューター「ＳＰ」を米空軍に販売したと発表した。このスパコンは、毎秒四千八百億回の計算処理能力があり、一九九七年に当時のチェス世界王者ガリ・カスパロフ氏を破って一躍有名になった同社のスパコン「ディープ・ブルー」の四十倍の計算速度を誇る。

　空軍の地上望遠鏡がとらえたデータを短時間で解析して画像化し、「これまでぼやけた形でしか観測できなかった物体の形状がより鮮明に観測でき、飛行物の特定が可能になる」（ＩＢＭ）という。このため、国防面での効果に加え、スペース・シャトルの飛行の安全確保などにも威力を発揮すると見られている。地球の周りには約九千の物体が飛行しているとも言われ、米空軍への高性能のスパコン導入で、謎のベールに包まれているＵＦＯの正体解明の期待が高まりそうだ。[2000-11-23-19:45]