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読売11/16 22:12 放射性廃棄物の処分技術研究所、北海道に建設へ

1.キイワード；深地層研究所

2.関係者；核燃料サイクル開発機構

3.概要；核燃料サイクル開発機構は十六日、高レベル放射性廃棄物の処分技術を開発する「深地層研究所」を北海道幌延町に建設するための協定を道、町との間で締結した。使用済み核燃料を再処理した後に残る高レベル放射性廃棄物は将来、地下深くの安定な地層に処分することになっている。同研究所では、深さ五百メートル以上の試験坑道を掘削、たい積岩と呼ばれる岩盤の特性や地下水の動きなどを調べ、地層処分を安全に行う方法を研究する。同研究所を巡っては「そのまま廃棄物の処分地になるのではないか」との不安が地元に根強いため、協定には「放射性廃棄物を持ち込まない」「試験坑道は研究終了後に埋め戻す」などの条項が盛り込まれた。[2000-11-16-22:12]