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読売11/03 21:59 日欧と米、ヒト遺伝子特許の基準差が判明

1.キイワード；ヒト遺伝子
2.関係者；特許庁
3.概要；日本とアメリカ、ヨーロッパの各特許庁による「三極特許庁会合」が三日、兵庫県・淡路島で開かれ、ヒトの遺伝子の特許の審査基準に関する比較研究の結果をまとめた。それによると、日本とヨーロッパに比べて、アメリカの審査基準が緩いことが分かった。遺伝子特許の審査基準を巡っては、今年六月の三極特許庁専門家会合で、「どんな病気や体質の原因になるか」といった機能が実証実験によって解明されていれば特許が成立するとの認識で一致していた。今回の会合では、遺伝子の機能をコンピューターで推定した場合に特許が成立するかどうかについて、複数の仮想事例を用いて各特許庁が審査を比較した。その結果、コンピューターで機能を推定した場合、日本とヨーロッパは基本的に特許を認めないのに対し、アメリカでは特許が成立するケースが多いことが判明した。[2000-11-03-21:59]