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読売10/30 21:48 営団地下鉄が脱線防止対策を発表

１．キイワード：地下鉄脱線事故

２．関係者；営団地下鉄

３．概要；　営団地下鉄日比谷線の脱線・衝突事故で、営団は三十日、全車両について、左右の車輪にかかる荷重（輪重）の差を来年度中に１０％以内にするなど再発防止策を公表した。運輸省の鉄道事故調査検討会が二十六日に示した最終報告を受けたものだ。最終報告は、最大の脱線要因に輪重差を挙げ、これを１０％以内にすることを提案した。日比谷線の車両では１０％を超えるものが約三割あり、営団は事故後、１５％以内に収まるよう改善してきた。しかし、最終報告を踏まえ、新たに測定装置を導入、日比谷線を含む八路線の全車両で１０％以内にすることにした。また、車輪内側のへり（フランジ）の角度が六十度の日比谷、千代田、有楽町線三線について、角度を七十度と大きくして脱線しにくくする。社内体制では、兼務職が多かった「安全防災対策室」を見直し、専従職員を配置して副総裁直轄にするなどして、再発防止の取り組みを強化する。[2000-10-30-21:48]