読売09/26 23:04 社内ネットの福利厚生への活用望む声増える

1.キイワード；社内ネットワーク（イントラネット）

2.関係者；住友生命

3.概要；企業の社内ネットワーク（イントラネット）を、福利厚生の利用手続きや退職金、保険に関する情報提供などに活用することを望む声が強いことが、住友生命保険が二十六日まとめた「職場における従業員のＩＴ（情報技術）活用への意識調査」でわかった。　現状では、社内ネットワークは電子メールや掲示板などを通じた業務上の情報伝達に活用されているケースが多いが、住友生命は「社内ネットワークを有効に活用するためにも、今後は保養施設や融資制度など福利厚生情報の利用などが増えるだろう」とみている。調査は七月下旬に、民間企業に勤めるサラリーマンを対象に実施され、千七百九人から回答を得た。社内ネットワークで活用したいサービスでは、「福利厚生の手続き」（７８・５％）、「退職金の受取額試算」（６３・５％）、「公的年金の受け取り試算」（５６・４％）などが多かった。現状では福利厚生の情報入手や手続きは書類や電話で行われているケースがほとんどだが、住友生命は「社内ネットワークの活用で、企業、従業員双方の利便性が高まる」としている。