読売 09/18 23:53 ベンチャー６社の米参入手助け…通産省とジェトロ

1.キイワード；ベンチャー

2.関係者；通産省と日本貿易振興会（ジェトロ）

3.概要；MITI, JETROは十八日、アメリカでのビジネス展開を目指す日本のベンチャー企業を支援する新事業の対象の第一陣として、インターネット関連ソフト会社のアクシスソフトウェア（東京都）など六社を選定したことを明らかにした。六社は、今月下旬から順次、シリコンバレー（カリフォルニア州）などでビジネスを始め、最終的には株式公開を狙う。日本のベンチャー企業が、本場アメリカでどこまで羽ばたけるか、注目される。この事業は、ベンチャー企業のアメリカ市場への参入を手助けする狙いで、参加企業を募っていた。ＩＴ（情報技術）とバイオテクノロジー関連で、アメリカで腕試しをしたいベンチャー企業を、シリコンバレーなどアメリカの計五か所のハイテク集積地域にあるインキュベーター（ベンチャー企業育成機関）に送り込む。第一次の募集には二十八社が応募し、ジェトロと受け入れ側の機関が各社の事業計画をもとに選考した。選ばれたのは、アクシスソフトウェアのほか、昨年末に設立されたばかりのインターネット関連ソフト会社、ジートニー（東京都）、医薬品事業の経営コンサルタントのコアメッド（大阪市）など。ジェトロは、最長一年間、インキュベーターのオフィスへの入居費などを補助するが、半年後に中間評価を実施して、ビジネスがうまく立ち上がっていない場合には支援を打ち切る。