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毎日10/23 20:46 ＜次世代携帯電話＞システム規格標準化に向けた検討諮問　郵政省

１．キイワード；次世代携帯電話

２．関係者；電気通信技術審議会（会長・西沢潤一岩手県立大学学長）

３．概要；郵政省は２３日、来年春以降サービス開始予定の次世代携帯電話（ＩＭＴ―２０００）の伝送速度を一層高速化し、高精彩な動画伝送ができる次々世代ともいうべき第４世代携帯電話システムの規格標準化に向けた検討を郵政相の諮問機関、電気通信技術審議会（会長・西沢潤一岩手県立大学学長）に諮問した。答申は来年６月の予定。第４世代携帯電話は２０１０年ごろの実用化を目指しており、ＩＭＴ―２０００の最大伝送速度・毎秒２メガビット（基地局―端末）を数十メガビットまで飛躍的に向上させるシステム。ＮＴＴドコモのｉモードが毎秒２８・８キロビットで、メールの送受信など文字情報の伝送に威力を発揮しているが、ＩＭＴ―２０００では静止画像がほぼ瞬間的に伝送でき、第４世代では高精彩な動画像をスムーズに送れるようになる。国際電気通信連合（ＩＴＵ）は今年３月に第４世代に関する検討委員会を設置しており、同省は答申を受け、日本案をＩＴＵに提示する。　【塩谷　英明】[2000-10-23-20:46]