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毎日10/20 19:11 ＜電源開発調整審＞泊３号機など３発電所の着工了承

1.キイワード；泊３号機

2.関係者；電源開発調整審議会

3.概要；首相の諮問機関である電源開発調整審議会は２０日、泊原発３号機などの着工を盛り込んだ今年度の電源開発基本計画の変更を決めた。着工が正式に認められたのは、加圧水型軽水炉（ＰＷＲ）で２００３年４月に着工し、０８年１２月に運転開始予定の泊原発３号機（北海道泊村、出力９１万２０００キロワット）など三つの発電所。昨年９月の茨城県東海村の臨界事故後、原発の新規着工が了承されたのは８月の島根原発３号（島根県鹿島町）以来二つ目。国内の原発は、建設中、建設準備中のものを含め６０基目。【白戸　秀和】[2000-10-20-19:11]

朝日10/20 19:28 ◇泊原発３号機の増設認める、電調審◇

　政府は２０日開いた電源開発調整審議会（首相の諮問機関）で北海道電力の泊原子力発電所（北海道泊村）３号機の増設を認め、電源開発基本計画に組み入れた。８月の電調審で中国電力の島根原発３号機増設を認めて以来で、今年度２基目。同じ年度に原発２基以上の建設を認めたのは１９９６年度以来となる。泊３号機は出力９１万２０００キロワットの加圧水型軽水炉で、２００３年４月に着工し、２００８年１２月の稼働を予定している。電力各社の供給計画にもとづいて審議会が定めた２０００年度の電源開発基本計画では、２００９年度までに原発１０基の運転開始を見込む。これまでに泊３号機を含めた７基が基本計画に組み込まれ、今後、東京電力の福島第１の７、８号機と日本原子力発電の敦賀３号機（福井県）の追加が必要とされている。電力各社は、この３基のほか、２０１０年度以降の稼働を目指す敦賀４号機と、中国電力の上関１、２号機（山口県）について、今年度中の電調審での決定を目標にしており、特に新規立地となる上関では地元との摩擦が強まっている。[2000-10-20-19:28]