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毎日10/03 01:55 ＜高浜原発４号機＞細管でひび割れ　冷却水漏れはし　関西電力　

1.キイワード；SG細管

2.関係者；関西電力

3.概要；関西電力は２日、福井県高浜町の高浜原発４号機（加圧水型軽水炉・出力８７万キロワット）の定期検査で、蒸気発生器（ＳＧ）内の伝熱細管１１本でひび割れが見つかったと発表した。いずれも貫通しておらず、１次冷却水漏れなど環境への影響はないという。関電によると、細管は外径約２２・２ミリ、厚さ約１・３ミリのニッケル・クロム合金製。ひびはいずれも、ＳＧ内へ１次冷却水を送り込む細管を支える管板付近で見つかり、３基のＳＧ（細管合計１万１４６本）すべてで確認された。過去の事例から、製造段階で細管を加工した際のひずみによる応力腐食割れと推定。１１本は栓をして使用しないようにする。同機と同種の細管の割れは、国内では昨年５月、同機の４本で初めて見つかり、その後、高浜３号機（４本）、九州電力・川内１号機（１６本）と相次いで見つかっている。