トップページに戻る
DBの部屋に戻る

毎日10/03 01:56 ＜ＭＯＸねつ造＞再発防止策を説明　関電本社に英国核燃料会社　

1.キイワード；MOX

2.関係者；関西電力、BNFL

3.概要；関西電力高浜原発（福井県高浜町）用のウラン・プルトニウム混合酸化物（ＭＯＸ）燃料の検査データねつ造問題で、製造元の英国核燃料会社（ＢＮＦＬ）のノーマン・アスキュー社長が２日、大阪市北区の関電本社を訪れ、再発防止策について説明した。社長は今後約２週間、日本各地の電力会社を訪ねる予定で、新規契約取り付けを目指して活動するとみられる。Ｂ社は、データねつ造で日本や欧州の主要取引先との契約が凍結され、昨年度は過去最多の赤字を計上した。関電は今年１月、Ｂ社を指名停止にしたが、Ｂ社がデータねつ造のあった燃料の返還を受け入れ約６４億円の補償金を支払うことで７月に合意し、指名停止を解除している。Ｂ社社長の訪問について、関電は「再発防止対策の進ちょく状況を聞いただけで、現段階で新規契約をするわけではない」と説明。Ｂ社側も「顧客への信頼回復に向けての活動の一環だ」と話している。一方、関西の反原発市民グループはこの日、「Ｂ社の品質管理は不十分」として、関電にＢ社と新規契約をしないよう申し入れた。