毎日09/24 18:35 ＜さい帯血バンク＞２５日正午からホームページを公開
1.キイワード；さい帯血移植、バンク
2.関係者；「日本さい帯血バンクネットワーク」（会長・斎藤英彦名古屋大教授）
3.概要；厚生省公認の９バンクでつくる「日本さい帯血バンクネットワーク」は、保存するさい帯血情報をインターネットのホームページに載せ、医療機関や患者団体が自由に検索できるシステムを２５日正午から稼働させる。さい帯血移植は白血病など血液疾患の治療に有効だが、これまで地域バンクが独自に供給していた。こうした医療情報がインターネットで公開されるのは初めて。移植を待つ患者にその可能性が広がる。ネットワークは北海道、東京、日赤中央、東海大学、神奈川、東海、兵庫、中国四国、福岡県日赤の各バンクで構成。９バンクの保存さい帯血数は現在約３０００個で、白血球の型（ＨＬＡ）、細胞数、保存バンク名などが検索できる。ホームページには、移植できる５６病院（６５診療科）の一覧表も公開される。１次検索の結果は患者も見ることができるが、詳細な検索や申し込みはパスワードを要し、あらかじめ登録した医師や医療機関しかできない。移植病院情報は自由に見ることができる。