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朝日12/19 11:49 ◇ＮＴＴ東西、家庭向け光ファイバー　２６日から受け付け◇

１．キイワード；光ファイバー

２． 関係者；NT

３． 概要；ＮＴＴ東日本と西日本は１８日、高速大容量の光ファイバーを使った家庭向けのインターネット接続サービスの受付を今月２６日から始めると発表した。まず東京２３区のうち渋谷、港など７区の一部と大阪市の一部で半年間、試験サービスをし、その後政令指定都市を中心に提供エリアを広げる方針。光ファイバーは現在、一般通信回線の基幹網や企業の専用線などで使われているが、一般家庭向けに広域サービスとして提供されるのは世界でも初めてという。　政府のＩＴ（情報技術）戦略会議（首相の諮問機関）は超高速インターネットを５年以内に１０００万世帯に普及させることを目指している。ＮＴＴ東西が家庭向け光ファイバー事業に乗り出したことで、高速ネット接続の整備が加速しそうだ。

ＮＴＴ東西が提供する光ファイバーは毎秒最大１０メガビットで、ＮＴＴの総合デジタル通信網（ＩＳＤＮ）の１００倍以上、通常の電話回線（銅線）を使うデジタル加入者線（ＤＳＬ）の７倍弱の通信速度を持つ。約５分の楽曲なら４、５秒で、映画２時間分なら約２０分でネットからダウンロードできる。動画像も同時中継で十分に伝送できる。料金は月額１万３０００円で、配線と機器設置のための初期工事に２万７１００円かかる。マンションなどで１０回線以上がまとめて申し込む場合は月額３８００円から受け付ける。　当初は都内の一部、大阪市は北区、中央区、福島区の一部。試験サービスから本格サービスへの移行に合わせ、２００２年度中に政令指定都市、２００３年度までに県庁所在地まで拡大させるとしている。2000-12-19-11:49]