トップページに戻る
DBの部屋に戻る

朝日11/08 00:37 ◇ロシア原潜の遺体収容作業終える　引き揚げは１２人のみ◇

1.キイワード；ロシア原潜事故

2.関係者；ロシア政府

3.概要；ロシアの原子力潜水艦クルスクの乗組員の遺体収容作業は７日、終了した。ロシアとノルウェー合同の潜水チームが１０月２１日に艦体に進入口を切り開ける作業に着手し、艦内での遺体捜索を続けてきたが、暗黒で迷路のような狭い艦内でのこれ以上の捜索は危険と判断された模様だ。乗組員１１８人のうち１２人の遺体を収容するだけで終わった。

　１２人の遺体は艦体後方部の第８、第９区画から引き揚げられ、いずれも身元は特定された。艦体前方部は爆発の衝撃で破損がひどく、居住部にあたる第４区画では穴を開けて進入したものの２メートルしか進めず、捜索を断念した。ノルウェー側は天候のよくなる来春にも捜索を再開するよう提言している。[2000-11-08-00:37]