2014年1月3日、三島由紀夫が1963年のノーベル文学賞にノミネートされていたとのニュース
１月３日に三島由紀夫が1963年のノーベル文学賞に
ノミネートされていたとのニュース。
ノーベル賞サイトにアクセスすると、
文学賞の選考ののプロセスが書かれていました。
１）前年９月600ｰ700名に推薦依頼
２）４月に第一次候補１５ー２０名をアカデミーが決定
３）５月に最終候補者５名
４）6-8月、選考委員が作品を読む
５）１０月、選考委員の票、過半数を得たものに決定
１９６３年に公開されて選考過程では、三島が日本人の
他の８０名の候補者中の４名の日本人のなかで、三島が
抜きんでて評価されるものではないと、最終候補３名には
選ばれなかったとあります。
他の３名とは、谷崎潤一郎、川端康成、西脇順三郎。
谷崎は1965年に逝去。
1968年には三島と川端の競争になったのかも。
まあ年の功だったのか。
ノーベル文学賞もかなりいかがわしいもの。
し意的ですね。また、英語人以外は翻訳を通じてですね。
率直に言えば、この1963年の日本人４名のなかでは
谷崎が一番の有資格者でしたね。長篇が多く、英語には
翻訳は一部だったのでは。