2012.11.01 家電各社の赤字
資本主義社会の怖いところは、
その会社の価値、即ち株の値段が市場で自由に
決まること。１億円の株でもゼロ円になりうることです。
パナソニックの２０１３年３月期の連結最終損益が
７６００円の赤字と、１０月３１日に発表。
早速、本日の株価がストップ安の４１４円とか。
過去最高は２０００年３月の３３２０円とか。
1/8まで下がってます。大暴落です。
因みにソニーは２０００年３月の33,700円が本日は909円とか。
９０９／３３７００＝0.027 即ち2.7%
これは2000年の株保有者からみれば紙屑になったのと同じです。
原因は明白です。パナソニックやソニーの主力商品、ＴＶやパソコンなどデジタル家電が、
いまやグローバル市場で競争力を失ったということでしょう。
デジタル家電は誰でも作れる、物作りになったということ。
日本の高い賃金での物作りでは勝てないということです。
物をつくるなら外国へという流れですね。