2011-08-09 秋葉原レポート
久しぶりに秋葉原見学。
ソフマ ップの中古店でカシオFivaが置いてないか
みたら皆無でした。以前は３万円くらいで多数あったのですが、
現在は新品で３万円代の新製品がでるのですから
商売にならないのでしょう。小型パソコンの中古は１万円を切ってますね。
秋葉原で目についたのは、小型、放射線測定器、3万3000円
くらいで多くの店で販売。この値段はカルテルを
結んでいるのでしょうね。まさに東電福島原発事故・特需です。
街の風景としては、食べ物や（ファスートフード）が
増えてますね。その分、パソコン屋が減少。
三菱銀行・日通ビル
の敷地跡に巨大ビルで、住友不動産ビルですが、
１ー２階はイベント会場のようですが、その上の１０数階分は
オフィスの模様。
１９５０年代；ヤミ市型・小型１坪店全盛時代
１９６０年代；白物家電全盛時代
１９７０年代；オーディオ時代
１９８０年代；パソコン黎明期
１９９０年代；パソコン全盛期
２０００年代；コミック・フィギュー・ソフト時代
２０１０年代；情報発信のオフィス時代の始まり
ようは秋葉原は新陳代謝の激しい街ですね。
地理的に人が集まり易い場所（多数の交通機関乗り入れ）
であり、その集客
能力をもとに、栄枯盛衰の商戦が繰り広げられて
いるのでしょうね。
JR秋葉原駅前の表玄関のラジオ会館が取り壊し中で
１０階建てのビルに生まれ変わるようですね。
変わらないのは、万世パーコ・ラーメン､790円ですね。
秋葉原が勤め人のオフィス街にかわりつつあるというその証拠は、
１）各種のビルの高層化が始まっている。
店をつくり集客を目的なら、せいぜい５ー６階だてで
十分が２０階といった高層建築で、上階は貸し家のオフィス
ですね。
２）電器店が潰れ、食べ物が増えているのも、オフィスで
働く人々を顧客とするもの。
３）パソコン・ブームは終った、パソコンの低価格化で
家賃の高い秋葉原で販売競争するメリットはなし。
４）秋葉原の白物家電、パソコン時代をになった老舗の
大手電器店はほぼ壊滅状態。山田電機やヨドバシカメラの
出店のみ目立つ。
ですから、これからの秋葉原は、アニメなどのソフト
産業と、地の利を生かした、貸しビル業が主要になるのでは。
それから外国人の観光客は勿論、これからもくるでしょうね。
ラオックスのザコンピュータ館は一時は
廃屋になってましたが、今は、アニメや本をうるソフト館に
変わっていましたね。事業者が中国企業に買収されたラオックス
か別企業かは不明ですが。
秋葉原の戦後のラジオ→白物家電→パソコン→時代は
終りましたね。
この先はなにかというと、やはり
アニメやゲームというものしか浮かばないですね。
AKBというのも秋葉原から出たのでは。芸能も
一つの方向でしょうね。勿論、コスプレも。