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2017 夢の続き 吉永小百合 2017年12月１５日世界文化社 家庭画報連載のフォトー・エッセイ集
エッセイ 私自身
（赤いブラウスで撮影所へ；1960年初日の撮影所の挨拶で日活所長から「君は本当に１５才か」と言われる。年間100本以上製作、1961年には１７本に出演
北からの再出発；
ラジオは私の原点；
ラグビーフリーク；
野坂昭如とラグビーを一緒に観戦した時、体を温めるためにウィスキーを勧められグイグイグイグイとストレートで飲む。
すると思ってみない言葉が自分の口から出る。
「突っ込め、いけー」
「タックルタックル、何やっているの、あー、バカ」
お酒の勢いもあって、小さいころ、男の子と戸外で遊びまわっていたヤンチャな」私が、甦ってしまったのです。
乗馬を楽しむ；
泳いで食べてシェイプアップ；
平和への祈り；
母のピアノが開いた音楽の扉；
沖縄で『ウミガメと少年』を読む；
手紙に想いを込めて；
桜のきもの。がたり；
思い出のきもの）
私の宝石箱
（紫のきもの；
手づくりのドレス）
スペシャル対談（
「映画」を語り合う―山田洋次（映画監督）
きもの好き映画好き―樹木希林（俳優）
吉永：頑固なところがあるんです。
樹木；そこがあなたの魅力なんです。ところでどちらの整形に行ってます？
吉永；えっ。どこも直していません。
樹木；ほんと、どこも爪あとないですね。
美しく生きる―節子・クロソフスカ・ド・ローラ（画家））
夢の続き
エッセイ 私自身
（赤いブラウスで撮影所へ；挨拶にいったとき、1960年、日活所長に「君は本当に１５才か」と言われる。映画の黄金時代、日活は年間１００本以上政策。61年に17本に出演
北からの再出発；
ラジオは私の原点；
ラグビーフリーク；
乗馬を楽しむ；
泳いで食べてシェイプアップ；
平和への祈り；
母のピアノが開いた音楽の扉；
沖縄で『ウミガメと少年』を読む；
手紙に想いを込めて；
桜のきものがたり；
思い出のきもの）
私の宝石箱
（紫のきもの；
手づくりのドレス）
スペシャル対談（
「映画」を語り合う―山田洋次（映画監督）
きもの好き映画好き―樹木希林（俳優）
美しく生きる―節子・クロソフスカ・ド・ローラ（画家））
夢の続き
020.09.07 夢一途 吉永小百合 1988年6月15日 主婦と生活社社
一章：たった一本の線路
二章；青春の残像
三章；脱出
四章；またふたたびの道
年譜
出演映画一覧
一章：たった一本の線路
朝を呼ぶ口笛：1959年2月、松竹、5人の少女が荒川土手を歩き歌う、最初の映画出演、それから100本の映画出演。小学1年から桑原児童少年合唱団、
家は父の出版事業失敗で火の車、借金取りや税務署からの赤紙はり、父を助けてやろうとは大気を持って身構えていた。1952年頃、町内でも最も貧しい家。
新聞配達をするといって母からまだ小さいとたしなみられる。
小学5年、学芸会の主役に選ばれる、「すずらんの瞳」ミュージカル仕立て、学芸会で大変の好評。すすり泣き。
そのころ、母の友人でラジオ局に勤める友人から、赤胴鈴之助のオーディションに参加の話。
有名な声優、久松保夫、大平透、山東昭子らと一つのマイクを11才の自分が囲み。毎夕放送で1か月分の出演料はかなり。米びつが空の状態がなくなり
おかずが少し増えて、嬉しくなる。
小学の卒業記念文集に生来、俳優となり、結婚したら俳優をやめて普通の家庭を持つ。
その二年後、「朝を呼ぶ口笛」のオーディションに参加、予想外で主役に選ばれる。大船の大きな撮影所の近くに泊まる。堀切までバスで毎日異動。
1959年3月に封切り。猫背でやせっぽちの少女。加藤弘と共演。
日活・第一歩；高校に入るころ、東映と日活から専属契約の話。母に高校に行きたいと言うと「毎日生きたいという気持ちはわかるが授業料くらいは
稼いでくれないと」 日活年間2本で月給制。2万円／本。1万円/月。
拳銃無頼帳、電光石火の男；日活での第一作目、赤木圭一郎主役、軽いウェイトレスの役、緊張でコーヒーを溢してしまう。ラビットちゃんのニックネームで
可愛がってくれた。二作目も赤木圭一郎主演で「霧笛が俺を呼んでいる」。「不適に笑う男」能登のロケ、期末試験で夜汽車でとんぼ返り、3000円盗まれる。
その後のロケで2000円のギャラ、旅館で同室の女優らがビール32本をあける。
それから夏休み、疾風小僧に急遽出演が決まる、和田浩治、葉山良二、北海道ロケ。
ガラスの中の少女：1960年10月封切り、初めての主演映画、9月末の本栖湖、少年少女の心中の話、寒さで気絶。若杉監督の家で浜田光夫の誕生パーティ。
自宅に帰りたくないと泊まる。「私の親は普通の親と違うんです」
高校の出席はうまくできず、体育の授業では進級させないと言われ、私立精華高校に転校、1961年1月。１９６１年は16本の映画に出演。
1962年、小柄でハンサムな助監督：浦山桐郎、「キューポラのある街」 イメージと違う、君は東京出身か、貧乏とは何か考えてごらん。自分は「貧乏は得意中の得意と
心の中で応える。小学生の時は給食費が払えず、何度も彩速されてそのたびに忘れたという苦い思いであり。
川口で1960年11月の終わりから年の暮れまでロケ。
二章；青春の残像
寒い朝
泥だらけの純情
愛と死を見つめて
愛と死の記録
ああひめゆりの党
三章；脱出
結婚
四章；またふたたびの道
天国の駅
夢千代日記
映画女優
つる日記
夢一途
年譜
出演映画一覧