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020.02.14 回想の向田邦子 向田せい オール読物 1992年5月号 向田邦子を読む 文春ムック2018年1月11日

向田邦子の実母、向田せいの回顧談

1.一人暮らしのきっかけ:東京オリンピックの開催日に霞町のマンションに出る、父親との口喧嘩がきっかけ

2.サラリーの日は毛糸の腹巻;給料袋の封を切らずに家に持って帰る;普通は封を切って自分の取り分を抜くところ。

3.両親をしっかり観察していた
4.結婚はどうする気だ;妹の廸子は1959年に結婚;邦子は男だったら政治記者かなと言っていた。
5.姉ちゃんみたいになれ;父の詫び状は、我が家の一代記で恥さらしで家族の憤激を買う。
6.妹を板前修業に出す;姉は自分で料亭をやってみたかった。乳がん手術後の輸血で肝硬変になり手が全然動かない、もっても半年ぐいかも。
「ままや」は昭和53年5月11日に開店。

7.寝ていても返事の良い子;高松に移ったのは邦子が6年生の一学期のときに、高松高女を受けたが受験当日は落ちたら困ると非常に心配していた。
仙台に転居しているときに東京の実践女子専門学校に入学昭和22年。邦子が仙台に帰ってくるのを妹たちが楽しみ。
皆の洋服を作ってやる。主人のワイシャツを上手にリホーム。

向田せいさんは今年84歳、赤坂のマンションで和子と暮らす。住まいの近くの氷川神社の散歩が日課。まだまだ元気。