2020.01.30 小物の証明 向田邦子 酒中日記２ 1981年10月
ビールのサイズの話、大中小を何故選ぶか。向田邦子はビール党ですね。
向田邦子は人寄せが好きで、久しぶりに仕事の手があいたので7人の業界人を集める。
8時間くらい飲み続けて、お開きのあとには各種の酒瓶。日本酒、ウィースキー、ビール瓶。
お客が来る前には、居間をあまりに乱雑にしているので、段ボールにほおり込み、書斎と猫部屋に入れる。
客人にはこの二部屋に入ると張り倒すと警告する。
みんな後かたずけを手伝いたいというが、アルコールの入った人々にまかすと、食器類に傷がついて使い物にならなくなるので断る。
元来は大瓶しか置いてなかったが、一人ではのみのこすこともあり中瓶にした。
これはラブホテルのサイズ（耳学問で知っているだけ）
それでも風呂上りに一杯のむと大きすぎると小瓶を注文する。
しかし、小瓶にすると飲み足りなくなる。
結局、酒屋にはバドワイザーの缶ビールを2ダース頼むことになった。
缶ビールのサイズだと融通が利くので