2019.11,12 渋谷にて
渋谷スクランブル・スケアの展望台：
インターネットで予約が１８００円。当日券が２０００円。14階に切符売り場があり、３０分ほど並びました。展望台は二階だてで面白い構造。土日は猛烈に混む用でさけられたらいいでしょう。
12日は快晴であり、展望はよかったですね。
渋谷は、昔の高いビルは大盛堂書店でしたが、いまやそれが小さなビルですね。
３０分も14階で順番待ち、後ろに年配の男性で雑談。昔の渋谷をよくしっている風なので真下を走る山手線が1966年頃、猟銃発砲事件で休んだ話。石原慎太郎が小説にした有名な事件ですが、知っているかと思ったら知らなかったですね。スクランブル・ビルから山手線はおもちゃが走っているようでした。
実践女子大内の向田邦子文庫：
文構内は撮影禁止です。渋谷駅から歩いて１５分くらいの便利な場所でした。文庫そのものは小さい
スペースですが、良い展示でした。真ん中に向田が執筆に使用した机と椅子が置いてあり、シンプルなもの。
向田邦子は喫茶店などでも執筆とか、簡単なライフ・スタイルをよく表した展示でした。
さて、向田邦子文庫で分かったこと。
１．向田邦子はかなり美人でしたね。多くのポートレート写真が展示
２．向田邦子の父の写真もあり。向田父というえば、寺内貫太郎一家の小林亜星を想像しますが、実像はその逆、
ダンディなハンサムさんですね。女性にもてそうな感じ、向田母は夫の浮気や不倫に悩まされてノイローゼ、それが
向田邦子の小説のテーマですね。向田母は結局１００才を超えて長寿を全う。
３．向田邦子の自筆原稿が展示でしたが、悪筆ですね。素早く書いていますね。
それから、
４、実践女子大まで渋谷駅からあるいたのですが、途中に高層の旧東邦生命ビルあり。向田父は、第一徴兵保険に
勤務で戦後、そこが東邦生命に名称変更（なお東邦生命はバブル時代の放漫経営で破産して外資に吸収）ですね。
向田父は大変な家族思いでしたから、娘を自分の目の届くところに置きたくて実践女子専門学校に学ばさせたと推定。