20160904 シャルリエブドの漫画、表現の自由と風刺の限界

シャルリエブドの漫画は、論議を呼ぶものが多いのが特徴。
8月２４日の漫画はイタリア地震の被害を描いたもの。
被害者とイタリア風パスタ食事をなぞらえたもの。「トマトソース」、「グラタン」や「ラザニア（パスタ料理）」
イタリアで、死者に対する敬意が欠如とのこ声が沸き起こり非難。
その非難への回答が「イタリー　建物を建設したのはシャルルエブドではなくマフィアだ」というもの。被災者が息も絶え絶えで
述べるもの。火に油を注ぐとはこのこと。イタリア人はますます怒るのでは。
ローマの駐イタリーフランス大使が、これらの漫画はフランス人の見解を表すものではないと釈明声明
http://www.leparisien.fr/culture-loisirs/italie-un-dessin-de-charlie-hebdo-sur-le-tremblement-de-terre-fait-polemique-02-09-2016-6089069.php

一方、シナイ半島でロシア旅客機がISテロで撃墜されたときにも、シャルリエブドの2枚の漫画が、論議。
ロシア下院のスポークスマンが死者に対する敬意が欠如と抗議。
２２４名の死者を生んだテロについて、シャルリエブドｶﾞ2015年10月３１日に漫画

「ロシアのISに対する空爆が激しくなる」、「低価格ロシア旅客機利用は危険、コカイン輸送飛行機がまだまし」
http://www.lesoir.be/1036981/article/soirmag/actu-soirmag/2015-11-06/crash-l-airbus-moscou-revolte-par-caricatures-charlie-hebdo

シャルリエブドの漫画はパブリックに嫌悪感をもたらすような表現をするのを目的の一つ。反良識の戯画ですね。

コカイン輸送飛行機とはなにかググって見ると、

http://ovninavi.com/797news1/
コカイン輸送飛行機のパイロット、密かに帰国
N° 797 ( 2015/11/14)

コカイン密輸の小型飛行機、ドミニカからフランスまで。