2016.08.26 国務院がブルキニ禁止命令は違法と判決、右派は判決に抵抗
人権団体が、リビエラ海岸のリベンヌーブ・ルベ市のブルキニ禁止令を違法と国務院に提訴、その判決が
金曜日に。ブルキニ着用が公共の秩序を乱すとは認められないとの判決。
右派のサルコジ元大統領らはこの判決に反発。極右のFNのルペン党首は公共の場で宗教の
シンボルを示すことの禁止令を要求。
禁止令は３０の都市にだされており、これからも訴訟が継続と予測。
現政権の社会党内ではブルキニに賛否。
バルス首相は、ブルキニ禁止令に賛成。教育相は禁止令には宗教的な挑発だと反対。
オランド大統領は挑発や混乱に反対、規則を守るようにとの談話。
コルシカ島シスコ市長の社会党のAnge-Pierre
Vivoniはﾌﾞﾙｷﾆ禁止令を撤回しないと声明。
8月１３日の海岸での騒動の再発を防ぐため。しかし、捜査では騒動はブルキニに
起因するものではない。
Hamon urges Hollande to take position on
burkini issue
http://en.rfi.fr/france/20160826-hamon-urges-hollande-take-position-burkini-issue
社会党の元教育相アモンがオランド大統領がブルキニについて明確な態度を示すように要求。
バルス首相がブルキニ禁止令に賛成しているので大統領としては、それに反する意見の
表明を控えているのではとの考え。
アモンはISのニーステロとブルキニは無関係であるとの考え。