2016.08.24 ルノー・ディーゼル車の廃ｶﾞｽ不正について

Report on France’s Renault emissions probe omitted crucial details
Fears that government might be too lenient because of 20 per cent stake in carmaker

https://www.ft.com/content/15e40ef8-63cc-11e6-a08a-c7ac04ef00aa

上記のニュース、FTがフランス政府のルノーの廃ｶﾞｽ放出に関する報告書は枢要な点が抜けていると報道。
先月に発表された政府報告書では、ルノー・ディーゼル車のノックスの放出量は、EU基準の9-11倍の
NOX放出があると述べた。
しかし、報告書では、車が通常の運転状態では、試験状態とことなりノックス・トラップがバイパスされていることには
触れていない。
米国のフォルクスワーゲン不正ではdefeat deviseという政府の検査をすり抜ける装置が設置され、
巨額の罰金を課せられた。
ルノー社は、米国のようなソフトの不正を行っていないと述べており、政府の調査委員会は今後も
調査を続けると述べている。
なお廃ｶﾞｽを循環してろ過する装置の設置場所の温度が３５度を超えると、装置を保護するために稼働は停止する。