映画；ミシシッピー・バーニング

14-05-21　NHKＢＳプレミアムで放映
(1964年にミシシッピー州で
実際に起きた話しを1988年に映画化）
主役FBI捜査官ジーン・ハックマン
３人の公民権運動家の失踪を追求するFBI捜査官の話し
地元警察（保安官）
のシェリフがFBI捜査官い「フーバー・ボーイ」か
と尋ねる場面あり
1964年の南部の風俗、黒人差別、KKKの存在とか、
興味深かったですね。
それから50年で、今は、南部のほうが北部より豊かになった面
もありですね。


この映画から思い出したのがウォーターゲート事件です。

1975年4月３０日サイゴン陥落の原因となったウォーターゲート事件、
時系列を整理するとクリアになることあり

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1972年6月17日にワシントンDCのウォーターゲートビルに侵入
1974年8月9日に正式にニクソン大統領辞任
2005年、ディープスロートは当時FBI副長官マーク・フェルトと判明
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やはりJEフーバーFBI長官がキイーパーソンですね。
1924.5.10〜死去1972.5.2(77才）､48年間もFBI長官の
まま。FBIの諜報活動で歴代大統領の弱みを握っているので、
大統領から辞任を迫られても、あなたの弱みを暴露すると
脅かして辞任拒否で、1972年に死ぬまで在任。
1972.5.2に死去したときに、FBIのNo.2であった
マーク・フェルトは自分がFBI長官になると思ったら、ニクソン大統領
は自分の友人の法律家、パトリック・グレイを長官代行に任命。

丁度そこで、事件発生。
1972年6月17日にワシントンDCのウォーターゲートビルに侵入
これは好機と、ウォーターゲート事件の進展の逐一を、
WP紙の２人の記者にこっそり知らせて、それがWP紙面の
トップ記事で、ニクソン政権は徐々に追い詰められたわけです。
まさに内部告発ですが、動機は、ニクソン大統領やグレイ
FBI長官代行を追い落して、自分がFBI長官になろうとした
わけです。
しかし、度重なる内部告発は、だれがリークしているか
推測がつくもので、1973年6月22日にはFBIのNo.2ポスト
から解任ですね。
ということで；
サイゴン陥落→ウォーターゲート事件→マークフェルトのリーク→FBIフーバー長官の
48年トップにいたことが原因
となりますね。風が吹けば桶やが儲かる的な話しですが、
権力者の地位に同一人物が長く居座ると害をなしますね。

FBI長官は日本で強いて言えば警察庁長官。このポストは
長くて２年ですね。もし、４８年も同一人物で長官なら
首相より大きな権力を持つのは確かですね。

現在はFBI長官ポストは最長10年と法定とか。米大統領も
最長4年x2=８年、中共トップも10年ですね。
以下の映画で、FBI捜査官を地元シェリフがフーバー・ボーイか
と揶揄する場面がありましたね。
米国の警察は自治体警察であり、連邦のFBIとは対立が
あるのでしょうね。