2012.2.16 永田文夫の語るエディット・ピアフ
tp://www.paris-sai.com/yowa/42yowa.html
これはかなり事実に即したもの。
映画モーム（エディット・ピアフの2007年の伝記映画）で
兵士がエディット・ピアフの前でピアノを引く場面、
イブ・モンタンと思いましたが、ミッシェル・エメール
（1906-)とのこと。作詞作曲家で終生のブレーンとか。
エディット・ピアフは日本では、1958年頃には
全く人気がなかったとか。
映画モームでも、エディット・ピアフが米国で初めて
公演を行った時には不評
で客が集まらず、帰国しようとした時に、米国の著名な
評論家がエディット・ピアフを激賞して、それから
米国内でも脚光を浴びはじめたとか。ただし、米国内でも
ハリウッドでは大スター扱いにはならなかった
というエピソードがモーム（雀）で示されて
いましたね。
エディット・ピアフの声は美声とはいえず、やたらに
こぶしを効かせるしわがれ声で、最初に聞く時は
これはなんだというのが率直な印象ですね。
ただ、聞けばきくほど良さが分かるもの。
やはり、専門家の紹介も必要な例ですね。
モームでは、ボクシングの世界チャンピオンとの悲恋が
中心なのですが、セルダンが1949年に飛行機事故で
急逝して、その後、1950年に愛の賛歌に発表がキイ・
ストーリー。
ウィキペディアで見ると、愛の賛歌は、セルダンの死の
前に既に出来ていたとの説が有力とかで、要はエディット・
ピアフからのセルダ ンへの手切れの歌だったと書いて
いますね。この当りは真実として曖昧なところはある
でしょうね。