トップページに戻る
本のページに戻る

2011.6.23 「元IAEA緊急時対応レビューアが語る、福島第一原発事故　衝撃の事実 An Analysis of Fukushima Nuclear Accident」

2011年６月２３日　第1刷発行 ISBN978-4-86136-130-2
著者；高橋啓三　手島佑郎
発行者；　中薗重信
発行所；ぜんにち出版株式会社
価格１４００円＋税

拙本のポイントとしては、東電福島原発事故は、

1)人災であるとこと、東電の緊急時の対応のまずさ。

2)現場そのものの対応への政治介入が混乱を拡大したこと。

3)水素爆発脅威について、東電や規制当局も含めて基本的な考えが間違っていて念頭にリスクを失念していたこと。

4)使用済燃料プールは、水が十分にあったのもかかわらず空だきの恐怖でパニック、これは米国NRCもおなじ

5)INESのレベル７はINESのマニュアル自体がチェルノブイリ事故の１％を超える放射能放出でレベル７に格付けするなどがおかしいこと。

6)耐圧ベントのてこずりと失敗は、AO弁の設計ミスであること

7)放射線について、恐怖が蔓延しているが、致死性がんにかかるリスクは非常に小さいこと

8)原子力発電はやはり今後も必要なこと、自然エネルギーの役割は限定されていること。

などに重点を置きました。
一読していただき、また良い内容とみていただけるなら、
周りに、このような本があると、くち込みで宣伝して
いただければ幸いです。

初版５０００部とすくなく、多分、近隣の書店では
入手は難しいかもしれません。勿論、書店で注文
可能です。
一番、てっとり早いのは、インターネットのアマゾンで
注文することです。総領は今は無料、
よって１４７０円で入手可能。

この本の出版社はぜんにち出版という広島にある
出版社です。
この本をベストセラーにしよと意気込んでいます。
なにとぞよろしくお願いいたします。

高橋啓三＠東海